何か店内が緊張感に溢れた一日だったよ。(ヽ´ω`)<挨拶
そりゃー会社にお偉い人の上司二人来て、囲まれるとね。
疲れるってーもんよー。
今は自作PCを弄ってのんびり遊んでる。
そしてふと思ったけど、お客さんによく、
「マザーボードって値段結構ピンキリだけど、重要性ってあるの?何が違うの?」
って聞かれる事を結構あるので、今回はそれについて記事を書くよ!
目次
- 1 今回は、元PCショップ店員の自分が思う、マザーボードの重要性や、用途別による選び方をお伝え!あと最後にオススメメーカーも紹介するよ!
- 2 そもそもマザーボードを選ぶタイミングって、何を決めてから選定に入るの?
- 3 まず、マザーボードってそもそも、PCパーツ選びの上で どの程度重要なの?
- 4 用途別に重要性を記載していくね
- 5 (まとめ) 目的が定まっているのであれば、マザーボード選定は結構重要。
- 6 電源とマザーボードでは、どちらにお金をつぎ込んだ方が良いの?
- 7 えっ?それじゃあCPUとかメモリ、HDD(SSD) やグラボ等のパーツはどうなの?
- 8 他にも、自作PCを組むにあたっての参考になる記事を色々書いてるよ!良かったらチェック!
今回は、元PCショップ店員の自分が思う、マザーボードの重要性や、用途別による選び方をお伝え!あと最後にオススメメーカーも紹介するよ!
本題の前に前回のおさらい!
前回は、「電源だけは安い物を買わない方が良い。」「電源だけはケチらないで!」
と思ってるblog主が、電源の重要性や選び方、オススメのメーカー等を
紹介したんだよね~。
あと、個人的に思ってる事も結構語ったね!
電源選びの重要性や、オススメの電源が知りたい人はこちら!
本当に電源選びは最重要。
気になる人は上記リンクより記事を読んでみてね!
そもそもマザーボードを選ぶタイミングって、何を決めてから選定に入るの?
基本的には、”使いたいCPUを決めてから”、
そのCPUにソケットやチップセットが対応するマザーボードを選ぶ
これが基本だと思うよ。
blog主が普段行ってる選び方で説明するね。
まずは、価格.comやAmazon等のサイトで、扱いたいCPUを選ぼう。
価格.comやAmazonを参考にCPUを選ぶ理由は、
レビューなどで、どの程度の用途の人がそのCPUを使ってるのか、
知ることが出来るから。なんだよね。
⇒ Intel CPU Core i7-8700K 3.7GHz 12Mキャッシュ 6コア/12スレッド LGA1151 BX80684I78700K 【BOX】
例えば、ゲームもしたいし、動画編集もしたい!
重たい処理をいっぱいしたいから、Core i7 8700Kを選んだとする。
CPUが決まったら、ソケットがどのタイプに対応してるのか?
また、チップセットはどのタイプに対応してるのか?
ここを確認しよう。
画像はAmazonの販売ページなんだけど、
Core i7 8700Kの場合は、LGA1151のソケットに対応していて、
intel製の300番台のチップセットに対応してる事が記載されてるね。
マザーボードは価格.comから探すのが一番やりやすいかな。
GIGABYTEのH370 HD3というモデルが、
LGA1151のCPUソケットで、intelのH370チップセットが内蔵してる。
値段も1万円弱だし、評価も結構良い。コレにしよう!
っていうのが、ザックリとしたマザーボードの選び方だね。
で、恐らく読者さんが気になってくると思うのが、
「値段が高いのから安いものまで、ピンキリであるんだけど、
どう選べばいいの?重要性はどの程度なの?」
って事だと思うんだよね。
なので、下記ではその重要性について記載していくよ!
まず、マザーボードってそもそも、PCパーツ選びの上で どの程度重要なの?
ぶっちゃけ言ってしまうと、用途次第。
実は、「ただ自作PCを組みたい。動いてそれなりに使えれば良い」
という事であれば、安物でもOK。
⇒ ASUS Intel H310 搭載 マザーボード LGA 1151 対応 PRIME H310M-A R2.0 / DDR4 / 2666MHz / SATA 6Gbps 【mATX】
上記のような、価格.comの売れ筋ランキングの上位の物や、
Amazonでレビュー数の多く、評価が高い物。
このあたりを購入しておけば、安定して使う事が出来るよ。
現に自分も「動けばいい」という時は安物を使ってたしねw
でも、そうでは無くて、例えば、
「自作PCを組むからにはOC(オーバークロック)したい。」
「音楽を聴くのが生き甲斐だから、オーディオに特化したPCを作りたい」
「ゲームしかプレイしないから、ゲーム性能に特化したピカピカの光るゲーミングPCが作りたい。」
大きい自作PCは嫌だ!小型の自作PCが作りたい!
上記のように、“なにかやりたい事が明確で、拘りのある人”は、
マザーボードは、かなり重要なパーツに順位が変わるから、
是非記事を読んでね。
あと、自作パソコンを組み上げて、しばらく使っていく中で、
扱う用途が変わっても、重要になる事が多々あるから、
予算がある人は、良いものを買った方が、逆にコスパが良い。
そんな意味でも重要だから、
出来れば気になる人は読んでいってね。
用途別に重要性を記載していくね
OC(オーバークロック)をしたい人は、なぜマザーボード選びが重要になるのか?
「OC(オーバークロック)をこれから自作PCを組んで楽しみたい。」
という事であれば、マザーボードのチップセットが重要になるから。
マザーボードにはチップセットという、
ICチップが乗ってて、その種類の違いによって、
OC出来る、出来ないが決まってくるよ。
最近のマザーボードだと、下記の様なチップセットがあるんだよね~。
H370 (オーバークロック不可能)
B365 (オーバークロック不可能)
B360 (オーバークロック不可能)
H310 (オーバークロック不可能)
⇒ ASUS Intel® Z390搭載 LGA1151対応マザーボード ROG STRIX Z390-F GAMING【ATX】
この中で、intel製CPUで、OCが正式に可能なのは「Z」付きのマザーのみ。
なので、「OCを楽しみたい!」って人は、
上記のような、チップセットの名前に「Z付き」なマザーを購入する事が重要になるね~。
HやBの記号が付いたマザーボードでは機能が制限されてて、
OCが出来ないので、その点は注意が必要だね。
VRMのフェーズ数や、VRM周りのヒートシンクの大きさも重要になるみたい
自分はそこまでOCに詳しい人間では無いので、
詳しい事までは語れないけど、
OCをすると、電源電圧周りの回路(VRM)に大きく負担がかかるので、
その負担を軽くする為、「フェーズ数」が多い方が良いみたいだね。
あと、VRM周りのヒートシンクも大きいほうがより冷やせるので良いみたい。
OCって、どの程度行うかにもよるけど、CPUにもマザーボードにも、
負荷が大きくかかるからね。適当な安価な物を選ぶと、
壊れたり不具合が出て、逆に無駄なお金を使うことになりそうだね。
そういう意味でも、OCする人はマザーボード選びは重要だね。
パソコンで音楽を聴くのが好き!だからオーディオに拘りたい!って人はなぜマザーボードが重要なの?
コレは自分に当てはまるんだけど、
安物のマザーボードだと、電源BOXから発生する「ノイズ」に対する、
対策が施されてない。もしくは貧弱だったりする。
ステレオミニジャックにスピーカーや、ヘッドホンを刺した際に、
「ブーブー」などノイズが乗るのは、殆どコレが理由。
もし音楽の「音質」に拘るのであれば、マザーボードのオーディオ周りが重要になる。
ある程度、高級なマザーボードになると、
ノイズを軽減させる為の”DACレベル”のコンデンサや、
オーディオカバーや、音を増幅するオペアンプと呼ばれるものまで搭載されてたりする。
blog主はこの事を知らないで、安物のマザーを結構買ってたんだけど、
正直結構電源BOXからのノイズって、オーディオ部分に乗るんだよね。
Amazon ⇒ エアリア 響音DAC High Perfomance Line SD-U2DAC-HPL
だから、USBで繋ぐヘッドホンDACを導入してノイズを軽減させたり、
余計な費用までその後掛かったりするんだよね。
その時の記事は、上記に書かれてるので、
気になる人は後ほどでもチェックしてみてね!
また、オーディオ(音楽)好きで無くても、
PCで3Dゲームをしたり、美少女ゲーなどする人も、
音質やノイズが気になる人も結構いるのでは?と思うので、
音楽をより高音質で聴きたい。ゲームで敵の音や、キャラクターの声をより
クリアな音で楽しみたい人には、マザーボード選びは重要だと思うよ。
ゲーム性能に特化したPCを作りたい場合も、マザーボードが重要になる理由って?
安物マザーボードでもプレイ自体は別に出来る。
ただ、ゲームを楽しみたい。強くなりたい。
ゲーミングPCとして、カッコいい流行のピカピカ光るPCを作りたい。
より最新のゲームを今後も楽しんで行きたい!って人ならマザーボードの選択は重要!
ゲーミング向けを謳ってるマザーボードだと、
マザーボードに負荷が掛かっても、正常に動作するように、
電源回路周りが強化されていたり、
マルチプレイ中に接続が安定するように、高速な無線LANが搭載されていたりする。
モデルによっては、ゲーム用のデバイスを沢山つなげるように、
USBポートが通常のマザーボードより多い物もある。
あと、ゲームをすると、マザーボードのチップにも負荷がかかり、
発熱して熱を放熱する必要があるので、
その部分のチップ(IC)を冷やす為に、大型のヒートシンクが付いていたりする。
要はゲームで使用するにも耐えられる様に高耐久な上に、
プレイする上でも環境が、標準である程度整ってるので、
快適にゲームがプレイ出来る。
というメリットが得られるのが大きいかな~。
小型な自作PCを作りたい人で、マザーボード選びが重要になる理由って?
マザーボードには、サイズの規格があるんだよね。
それによって、大きさがかなり異なるんだよね。
選ぶマザーボードのサイズが大きいものだと、当然だけど小型ケースには入らない。
だから、小型PCを作りたい人にとって、選ぶ規格は非常に重要。
マザーボードのサイズの規格は
最近の主流の物だと、下記のような物があるよ。
ATX (縦24.4cm × 横30.5cm)
Micro-ATX (縦24.4cm × 横24.4cm)
Mini-ITX (縦17cm × 横17cm)
他にも複数、種類があるけど、
一般的に販売されてる主流のものはこんな感じ。
“どの程度の小型さを求めるのか”によっても、
選び方は異なるけど、
⇒ Thermaltake Versa H17 ミニタワー型PCケース CS7096 CA-1J1-00S1NN-00
上記のような、ミニタワーPCケースで組む予定の場合は Micro ATX。
⇒ RAIJINTEK METIS PLUSシリーズ キューブ型アルミニウム製Mini-ITXケース 0R200057 (METIS PLUS SILVER)
超小型なタワーケース等で組みたい場合は、Mini-ITX。
上記の様なマザーボードを選択しないと、
ATXサイズのマザーを選ぶものなら、物理的に入るケースが大型になるので注意が必要かな。
パーツ弄りが趣味になりそうな人や、上記のような拘りの強い人は最初から良いマザーを買った方が無難?
正直自作PCが好きになりそうな人や、
ある程度、自分の拘りが最初からハッキリしてる人は、
自分の用途に合致してそうな、良いマザーボードを買ったほうが、
自分の経験上良いと思う。
確かに、安価な物でも、評判が良いマザーなら、
電源のように「壊れる」というデメリットは殆ど無いと思う。
それに、自分の用途や目的に合致してて、不満がなければ
安物を購入しても、取り替えたいとは感じないと思う。
自分も昔、GA-B75M-DH3っていう、
GIGABYTEの安物マザーを使ってたんだよね。
で、別に不便も無かったし、不具合も無くて、
必要最低限の機能は持ってて、良いMicroATXマザーだと思ってたしね。
それでも、最初のマザーボード選びは重要で、良いものを買った方が良いと思う理由は?
組んだ自作PCを、しばらく使ってて、
「やっぱり、オーバークロックをしてみたい!」
「もっと、上位クラスのマザーボードを買えばよかった!」
「ゲーム性能が足りないから、大きめなヒートシンクついた物とか、耐性の高いのにすればよかった…」
「やっぱもっとUSB端子が豊富な物がほしいかも!」
上記のような事を思った時、
「さぁ!マザーボードの取り替えを検討するかー!!」
ってなっても、
後々なって、正直自作PCの組み直しがマジで結構面倒なんだよね。
自作PCの構成次第ではあると思うけど
電源コネクタ抜いて、(案外硬い><)
マザーボードに繋がってる、
USBコネクタやフロントパネルに繋がってるコネクタも抜いて、
グラフィックボードが刺さってたら抜いて、
CPUクーラー外して。(大型な物を付けてると、めちゃ面倒w)
想像してもらえるとわかるかもだけど、
結構時間かかるし、かったるい!!正直めんどくさい!!
だったら最初から、
自分の目的に合ったマザーボードを最初に買った方が、
時間も無駄にならないし、コスパも実は良かったりする。
(まとめ) 目的が定まっているのであれば、マザーボード選定は結構重要。
自作PCで何を特化してやりたいか定まってない ⇒ 現状安物の評判が良い物でもOK。
目的がある程度定まってる場合 ⇒ マザーボード選びは重要。
特に、組みたいサイズが決まっている。
オーバークロックを楽しみたい人は、
妥協せずに、自分が良いと思った、良さげなマザーボードを選ぶのが吉。
上記の場合は、あとでパーツを追加して補える物では無いからね。
パーツを追加して補える場合であっても、
パーツとの相性問題で、上手く動作しない事もあるので、
最初から、ある程度お金をかけられる人は掛けたほうが良いとおもうよ~。
電源とマザーボードでは、どちらにお金をつぎ込んだ方が良いの?
一番お金をケチらないほうが安心出来るのが、
やはり電源ユニット!
理由としては、やはり壊れると他のパーツを巻き込む恐れもあるので、
やはり評判の良い、信頼の置けるメーカー品を購入した方がいいから。
そして次にマザーボードだと思うんよね。
やはりメインとなる基盤なので、
正直、世代が変わるまで長く使うことになる。
だからこそ、今は「必要十分」と思っても、「長い目で見る」ということを考えると、
妥協せずに良いものを買ったほうが、後々「時間的なコスト」も「金銭的なコスト」も、
節約に繋がってコスパが良くなるので、重要なパーツの1つだとおもうぞい!(`・ω・´)ゞ
重要ではないんだけど、個人的に初心者の人なら、
お金をつぎ込めるならつぎ込んで欲しいのが、PCケース
高くなればなるほど、見た目の作りや、
パーツの組み込みやすさも大きく変わる部分だからね。
なにより、自作PCを組む、メンテナンスする、清掃する上での、
モチベーションにも関係するので、ただの「箱」といえば箱だけど、結構重要。
メンテナンス性が悪いケースだと、
ずっと清掃とかしなくなったり、
自作PCのモチベーション低下で自作の楽しさ半減したりするからね!!(´;ω;`)
ちなみに、blog主(くるとん)が使ってる、
お気に入りPCケースの記事リンクを貼っておくね。
よかったら、チェックして見てね~!!
えっ?それじゃあCPUとかメモリ、HDD(SSD) やグラボ等のパーツはどうなの?
個人的には、
後からでもこの辺はアップグレードしようと思えば容易な気がして、
あんまり最近は重要視してなかったりする。
纏まった予算が出来てから、パワーアップでもいい気がするんだよね~。
ただ最初から用途ががっちり決まってるなら、拘ってほしいかな。
でも、それ以上にPCの重要なポイントとなる部分をケチると、
物理的に痛い目見るから今回あえてマザーボードは、
ケチらない方がいいんでないのー? って記事を出してみたよ!
まぁ参考になってれば嬉しいかなw
ってことで今日はこの辺で。(´ω`*)ノシ
他にも、自作PCを組むにあたっての参考になる記事を色々書いてるよ!良かったらチェック!
CPUに乗せるグリス 何にしていいかわからない人は見てみてね!
ファンの煩さに悩んでる人、冷えるCPUクーラーを探してる人はコレ!
ケースファンの煩さに悩んでる人や、買えたいけど何が良いか悩んでる人はコレ!
安くて使えるグラフィックボードって?って人へ。比較をしてみたのでチェック!
自作PCの失敗談~どうすれば良いか?を語ってる記事もあるよ!参考にどうぞ!
CPUとかHDD、メモリ等の他のパーツは、予算無いなら、
後々アップグレード計ればいいのでは~?とblog主は思います(`・ω・´)ゞ